Apr 2021 Setoda, Hiroshima
東京や京都のシェフたちから、
瀬戸内海に浮かぶ島、生口島で
とても美味しいレモンを作る農家さんがいらっしゃる。
そんな話を聞いてから、ずっと訪れたいと思っていたレモン農園、citrusfarm「たてみち屋」さん。
この生口島では、明治時代からレモン栽培が行われてきたといいます。
元々企業に勤務されていたという
「citrusfarms たてみち屋 」園主 菅秀和(かん ひでかず)さんは、
意図せず偶然が重なりレモン栽培を始めることになったそう。
意図せず偶然が重なりレモン栽培を始めることになったそう。
菅さんは、 農業の知識に関わらず、ビジネスやサイエンスなど、幅広い知識とこれまでの経験を織り交ぜ、レモン栽培において土そのもの栄養バランスを把握し、安全で美味しいレモンをつくる方法に辿り着いたと語ります。
今後の目標はそれを次世代へ伝えることだそう。
瀬戸内の穏やかな気候と栄養豊富な土壌で育ったレモンを贅沢につかい、
約1ヶ月の塩漬け後、約1ヶ月のマスタードシードオイルとスパイスに
つけ込み大切に作ったアチャールは、皮にも苦味を全く感じない、
とても繊細な味わいに仕上がりました。
やはり豊かな食材を育てるのは栄養満点の土やそこに豊穣な植生を運んでくれる風。
そしてそれを収穫してくださる農家の方々。
どれ一つ欠けても私たちの食は成り立ちません。
そんなことを考えながら瀬戸内海を眺めながらフェリーで帰路につきました。
また近いうちに必ず瀬戸田にうかがいます。
Link: citrusfarm「たてみち屋」さん。
http://www.tatemichiya.com/